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HOUSE H/Project

HOUSE H

島根県出雲市の築100年といわれる古い農家をリノベーションし、まったく新しい住宅に生まれ変わらせるプロジェクト。

無秩序に施された既存の増築部分を撤去し通風を確保し、さらに既存の勾配屋根を取り去り、新築部分を含めて大きなフラットルーフを載せる。

住宅全体を覆うフラットルーフは既存部分の地震力を新設の鉄骨造の耐震コアに伝達する働きをもつ。
(設計中)

HND_SD01_t.jpg HND_SD03_t.jpg HND_SD04_t.jpg


■所在地 島根県出雲市
■構 造 鉄骨造、地上2階
■用 途 専用住宅
■家族構成 母親+夫婦+子供3人
■設計監理 山代悟+西澤高男
有限会社ビルディングランドスケープ
■構造設計 腰原幹雄
■作品詳細 HND_Kihon_R.pdf

■設計主旨

「新しい大きな屋根の下で相互に支えあう、新旧の空間の共存」

既存の建物は築100年の農家。母屋は礎石の上に束がのっているだけで、早晩大幅な改修や解体が必要となる。
限られたコストの中で、現代的な生活に対応する空間を新設すると同時に、既存の母屋を安全かつ快適な環境に再生する。

古民家の構造補強には多くの時間と費用が必要で、なにより基礎を作り直すことは文字通り建物としての根本をかえてしまう。
母屋の東側に鉄骨造でLDKと水廻りを新しく建築し、西側の既存の増築部分を構造補強することで、母屋を耐震コアとなる部分で挟み込む配置とした。

その上で既存の大くて重い瓦葺きの勾配屋根を撤去し、一枚の大きな軽い屋根を架け、母屋と耐震コアを連結する。
新しい屋根は建物南北の鉄骨柱で支えるが、最低限のメンバーの部材で構成し、既存の木構造の柱によってたわみを解消する設計とした。

大きな一枚の屋根の下に構造としても生活空間としても、古い物と新しい物がどちらが卓越するでもなく共存している。

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