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2006年07月12日

吉祥寺Iビル エントランス改修プロジェクト

KIC_title.jpg

吉祥寺駅北口の商業ビルのエントランスホール天井部分の改修デザイン提案。

吉祥寺は闇市の時代から続く路地のような飲食や物販の店舗群を大型のデパートが取り囲むような商空間配置をもち、大型の商業施設の中の販売空間をふくめて、全体で網の目のような構造を作り上げている。デザイン対象となった大型商業施設の共用エントランス部分は、駅前から続く路地空間と寺社地の緑をつなぐ場所に位置するため、現在の吉祥寺の活気を作り出している路地空間と、将来の新しい吉祥寺の魅力となりうる緑空間のジャンクションとなるデザインを提案した。

天井は約1,400個の円筒から構成され、その円筒の凹凸でパターンを作り出すことを考えた。パターンはあらかじめプログラムされたものやインタラクティブなパターンなど、様々な表情を作り出すことが出来る。

商業空間らしい華やかさを表すと同時に、円筒の隙間を使って、空調、防災、セキュリティなどの様々な設備機器をインテグレイトすることが可能になる。

(プロポーザル)

KIC_ceiling1_t.jpg KIC_ceiling2_t.jpg KIC_diagram_t.jpg

■所在地:
東京都三鷹市吉祥寺
■用途:
大型商業施設 共用エントランスホール(天井)
■設計:
山代悟+亀井寛之/ビルディングランドスケープ(担当 植田恭子)

2006年05月31日

Colored CAPSULE PROJECT

SMW_Pro_title.jpg

東京の重要な交差点に面しランドマークとなっている建築のファサードを、都市的なスケールをもったインタラクティブ・メディアとしてリノベーションするプロジェクト。

現代において建築のファサードは様々な試みが集中する、デザインの主戦場とも言える。その多くは材料の新奇さや視覚的な効果、最新の照明映像技術などを用いている。今回我々は「昼間でも(のほうが)面白いもの」「クールさよりファニーさ」「古くて新しいもの」をキーワードにデザインに取り組んだ。

構想デザインのみならず、実働するプロトタイプ、MAX/MSPやJITTERを利用した制御プログラムなども担当した。

Colored CAPSULE::

今回のデザインの要は「Colored CAPSULE」と呼ぶ風船を利用したディスプレイの仕組み。これは直径約30cmの風船を圧縮空気で膨らませたり、しぼませたりすることでドットを構成し、昼間でも見えるディスプレイを作り出すもの。イカの「色素胞」の仕組みを参考にている。

原理を考えた後、4X4の16ドットの表示装置を試作。建築工事用のコンプレッサー、電気制御の電気弁、MIDI信号で制御できるリレー基板などを用いてプロトタイプを試作。制御用のプログラムを含めてビルディングランドスケープ内部で製作を行った。

SMW_Pro0_01_t.jpg SMW_Pro0_02_t.jpg SMW_Pro0_03_t.jpg

SMW_Pro0_04_t.jpg SMW_Pro0_05_t.jpg プロトタイプ初号機


Golden Fish::

約2,000個のColored CAPSULEは一種のディスプレイであり、様々なコンテンツに対応可能である。その中でも、バーチャルな情報が、リアルな風景の中に出現する「リアルバーチュアリティ」(by 日高仁氏/SLOWMEDIA)なものとして「Golden Fish」と呼ぶ一種のパブリックなペットを提案した。

Golden Fishはディスプレイのなかに生息するバーチャル・ペットであり、その日の天候、株価などによってその元気さが変化する。また、ネットを利用してエサをやったりすることもできる。毎日交差点に足を止めるたびに、皆が気にかけてみるような存在。バーチャルでありながら皆がかわいがることの出来るようなものとして構想した。

SMW_demekin_t.jpg


■所在地:
東京都
■用途:
既存建物外壁改修
■装置概要:
圧縮空気と電磁弁の組み合わせによるディスプレイ
照明組込
■設計:
山代悟+亀井寛之/有限会社ビルディングランドスケープ

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