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僕たちは何を設計するのか 単行本として発売

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彰国社から月刊ディテールの別冊号として出版された「僕たちは何を設計するのか」が単行本として改めて出版されました。

ぜひご覧ください。


「僕たちは何を設計するのか」
建築家14人の設計現場を通して

千葉 学・藤本壮介・安田光男・山代 悟編著
A4変・140頁・定価2,520円(本体2,400円)
ISBN4-395-11115-7 C3052

『建築文化』などで紹介される建築家の論説と,『ディテール』本誌で紹介されるモノの納まりとを,ひとつながりで解き明かす情報は少ない。建築設計の実務で責任を持たされはじめる年齢,30歳前後の設計者が一番知りたいそのポイントを,編者である若手建築家が読者代表として,設計当事者または関係者にインタビュー。「建物がそれ以上のものと応答関係を生んでいるもの」という視点から選定した14作品を手がかりに,次世代建築家への示唆に富む話題を引き出している。巻末に,編者による座談会を収録。

【取材作品と設計者】 ①ルイ・ヴィトン名古屋・銀座・表参道(青木淳) ②馬頭広重美術館(隈研吾) ③谷川さんの住宅(篠原一男) ④東京キリストの教会(槇文彦) ⑤清涼山霊源皇寺透静庵(山口隆) ⑥Think Zone(吉岡徳仁) ⑦はだかの家(坂茂) ⑧熊野古道なかへち美術館(妹島和世+西沢立衛) ⑨AURA(梅林克) ⑩ハウス・アサマ(塚本由晴) ⑪ウイークエンドハウス(西沢立衛) ⑫イサム・ノグチのアトリエ(和泉正敏) ⑬山本クリニック(山本理顕) ⑭ブルージュ パビリオン(伊東豊雄)

「LiVES EYE BOOK」
LiVES 2004年APR.&MAY号より

つくり手の人柄までも垣間見る,近代日本建築の“今”を語る一冊

 若手建築家3人が日本を代表する著名建築家たちを訪ね,彼らの代表作品についてその設計の経緯を聞き,それらをまとめたインタビュー集。建築家自身による作品の解説というのはとかく小難しい内容になることが多い。が,この本ではインタビュー形式が功を奏し,作品についての概念や建築的手法の話を主としながら,彼らの根本にある設計姿勢や建築観,人柄までも垣間見ることができる点が面白い。「聞く側も話す側も建築家」という対等な立場から発せられた言葉たちは,私たちが施主=「受け手」として聞くときよりもずっと身近に感じられる。

 インタビューは青木淳,隈研吾,坂茂,妹島和世といった「大御所」から,吉岡徳仁,梅林克,塚本由晴など若手の代表格までと幅広い。こうした構成も,近代日本建築の“今”をリアルに感じさせる要因になっている。インタビュアーは藤本壮介,安田光男,山代悟ら新進気鋭の建築家。彼らに千葉学を加えた4人の編著である。もちろん,彼ら自身の建築家としての姿勢も取材内容に表れている。つくり手の人間性に触れると,その作品を見る楽しさは倍増するはずだ。

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