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HOUSE H LVL積層で倉庫をつくりました

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島根県出雲市で進めている農家のリノベーション「HOUSE H」のための倉庫をつくりました。既存の納屋のある部分に住宅の増築をするために、これまで納屋におさめていた農具などを入れる倉庫が必要になりました。そこで6坪程の倉庫を増築部分で使用するLVL材の積層構法で作りました。構造設計は腰原幹雄氏です。

今回はLVLの柱材として生産されている105X140mmの材を、LVLの積層されている状況が見えるように積み上げ、壁一面が大きなLVLの積層材のかたまりのように感じられるようなデザインとなっています。LVL材同士はボルトで基礎まで緊結され、大きな壁を構成します。屋根材としては厚さ120mmのLVLの板材を使用し、全体として「LVL打放し」のような、構造と仕上げが一体化すると同時に、表情としてもみたことのないようなものになることを目指しています。

LVL打放しはそれ自身、構造性能、断熱、蓄熱、遮音などの性能を有する他、通線穴などを事前に加工可能なため、設備的な機能もインテグレートすることも可能です。建具の枠なども組み込むことができます。今回は試すことが出来ませんでしたが、部分的に欠き込んだすることで建築照明などとして利用することも出来るのではないかと考えています。

現在は素材として耐火性能に限界があるため、どこででも応用可能ではないかもしれませんが、これも薬剤の浸透などが容易なLVLの製造法を考えれば、近い将来に耐火構造化することは決して不可能なことではないと考えています。

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