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ビルディングランドスケープという名前は私たちのデザインの対象である建物と屋外空間そのものです。

イベント的な場所と時間のデザインだけでなく、時間がたっても変わる必要のない、その場に決定的な影響を与える地形のような建物を作りたいという意志表明でもあります。

僕たちが手がけることが出来る建物、プロダクト、イベントは社会から見ると小さな点にすぎませんが、それでもなお社会に対して広がりのある提案をしていきたいと考えています。

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ビルディングランドスケープ/buildingLandscape
ビルディングランドスケープ/buildingLandscape2025/04/01 @ 13:28
2024年秋に竣工した、西日本最高8階建 都市木造マンション「リブウッド大阪城」(都島プロジェクト)のポートフォリオを作成しました。
この春はきっとこの建物から大阪城公園の桜が綺麗に見晴らせるのだろうなと思います。
ぜひご一読ください!
ビルディングランドスケープ/buildingLandscape
ビルディングランドスケープ/buildingLandscape2025/03/28 @ 12:25
2023-2024年度に実施された中大木造建築普及加速化プロジェクト事業の報告書「みらいを切り拓く!中大木造建築 〜中大木造建築物の普及加速化に資する構法解説集〜」が公開されました。

https://mokuzouportal.jp/cgi-bin/disp.cgi?no=401&mode=one&code=10004978

ビルディングランドスケープでは、BX-カネシンやキーテックとともに「中規模木造用ブレース構法」を提案し、設計、実験などを行いました。構造設計は佐藤孝浩さんです。

同プロジェクトでは4階建の耐火構造建築を普及させるための提案が求められていました。一般的に耐火木造とするためには木の構造材を火災の熱から守るために石膏ボードで被覆することが広く行われています。一方で構造用の金物を取り付ける際に、石膏ボード越しに留めると地震時の圧縮力がかかった時に石膏ボードの被覆部分が金物で押されて壊れたりします。

今回は全国LVL協会の防耐火委員会で開発に参加してきた難燃処理LVLを木構造体と金物の間にサンドイッチすることで、接合部の耐火性能を持たせながら構造に必要な力を伝えられる納まりとそのための金物を開発しました。

こういった納まりには鋼板挿入型という実績のある構法が有力ですが、より金物の量を減らし施工性の良い構法はないかと考えました。結果として、シングルで壁倍率で言えば7倍程度。ダブル使いで14倍。トリプルなら20倍程度を狙えそうな目処が立ちました。

シブいテーマではありますが、結構ニーズがあるのではと思っています。

報告書の40ページから詳しい紹介がありますので、ぜひご一読ください!
ビルディングランドスケープ/buildingLandscape
ビルディングランドスケープ/buildingLandscape2024/08/23 @ 12:17
西日本最高8階建 都市木造マンション「都島プロジェクト」改め「リブウッド大阪城」。

「リブウッド」は、LIVEとWODDの造語。「木に暮らし、木と生きる。」これからの建築と暮らしに向けたメッセージです。

9月8日に見学会を開催することになりました。

詳しい情報や申し込みフォームは、以下のリンクからご覧ください。

https://m-project.design/20240822-2/

(コメント欄もご覧ください)

この都市木造は上階の5階を木造とし、2時間耐火構造を実現しています。低層部は鉄骨造とし、コスト調整と同時に河川に隣接する立地に対応しています。

建築のボキャブラリーとしては「マンション」の型を踏襲しつつも、敷地の地下に斜めに埋設されている直径7mの公共放水管に対応するように傾いたボリュームが、外観に変化を生んでいます。

もうひとつのチャレンジは、施主でもある地域建設会社主導でのプロジェクト体制です。都市木造はまだまだ定型の定まっていない分野のため、企画、基本設計、実施設計、仮設計画、施工、維持管理とさまざまな場面で課題が噴出します。企画、設計から施工までを一体で検討できる大手ゼネコンが都市木造をリードしているのはうなづけるところです。

その状況に対して、設計が全体をリードしながら、施主でもある地域建設会社と、中大規模木造の設計支援、部材調達、加工、建て方指導までを行える木造ファブがチームを組むことで、これだけのプロジェクトを実現できたということは、都市木造の担い手を拡げる大きな一石となると思います。

ぜひ見学会にご来場ください!
ビルディングランドスケープ/buildingLandscape
ビルディングランドスケープ/buildingLandscape2024/06/24 @ 16:12
西日本最高8階建 都市木造マンション「都島プロジェクト」改め「リブウッド大阪城」。NIKKEI Filmと連動した特集記事として、6月24日の日本経済新聞でご紹介いただきました。

記事は動画版のダイジェストのような内容で、映像で紹介されている「ビルディングランドスケープ」の設計事務所名や「オリオン建設」をはじめとする施工JVの名前などは新聞記事中では省略されていますが、紙面に耐火被覆工事進行中の現場写真を大きく掲載していただきました。

これを励みに一同、竣工に向けてもう一息がんばります。

日本経済新聞電子版でも、記事が紹介されています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFH105BK0Q4A510C2000000/
https://www.nikkei.com/telling/DGXZTS00010830Q4A610C2000000/
ビルディングランドスケープ/buildingLandscape
ビルディングランドスケープ/buildingLandscape2024/06/22 @ 11:08
大阪で現場が進んでいる西日本最高8階建 都市木造マンション「都島プロジェクト」の現場から写真が届きました。

旭化成建材の薄物ALCヘーベルパワーボード一時間耐火外壁(大臣認定仕様。下地はプレファブ化した三井ホームの枠組み壁)、
一時間耐火シェルターCOOL WOODの柱梁(大臣認定仕様。構造材はキーテック製カラマツLVL)、
告示仕様一時間耐火構造の梁や床スラブ、
燃え代設計のキーテック製カラマツLVLブレース、
サイプレススナダヤ製耐力壁CLT(今回のプロジェクトで実験で耐力を設定)、
サッシは三協アルミ、
床合板は日新の構造用合板、
石膏ボードは吉野石膏、
などなどが取り合う隙間を縫ってベランダに出ていく配線や配管の取り合い、、。

様々な人々が開発してきた技術を結集して、地域建設会社でも建設可能な仕様を考えています。
ビルディングランドスケープ/buildingLandscape
ビルディングランドスケープ/buildingLandscape2024/06/22 @ 8:13
竣工に向けて大阪で現場が進行中の都市木造建築、「都島プロジェクト」改め「リブウッド大阪城」。

昨秋から日本経済新聞に取材いただき、他の事例や耐火試験の様子などと併せて、中大規模木造建築の潮流を紹介する映像記事として「NIKKEI Film」で公開されました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFH105BK0Q4A510C2000000/

冒頭の01:15あたりから04:06まで、3分ほど「都島プロジェクト」の紹介がされています。ビルディングランドスケープの西澤高男のコメントと久松慶子さんの姿が映っています。

有料記事ではありますが、無料会員登録で1ヶ月1本の記事を読めるようですので、ぜひご覧ください。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFH105BK0Q4A510C2000000/


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LVLやCLTといった都市木造を実現するための素材や構法の研究開発に参画しているのをはじめとして、建築家として企業や大学と共同しながら新しい建築デザインを展開します。


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CitySwitchと名付けた「参加型で、集まって、知識を交換してモノとコトを生み出す」都市デザインワークショップや、ファシリテーション技術を通して、建築デザインを開きます。


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海外での大学教育やワークショップへの参加をきっかけに、海外でのプロジェクトも積極的に取り組んできました。中国では区民スタジアムやふたつの小学校などを完成させました。


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(仮称)都島プロジェクト


本計画は、西日本最高8階建て延床面積 2220.89㎡の都市木造マンション。大阪で最高層の現代木造建築です。大阪城の北側エリアに位置する立地で、明治35年に木材商として創業し、2021年に創業120周年を迎えた「オリオン建設株式会社」が、経験豊富な木造ファブと協働することで、大手ゼネコンではなく地域工務店主導で中大規模木造建築を実現しました。

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早瀬庵


新しい木質建材として注目を集める CLT 及び LVL の厚板を用いた都市木造プロジェクトである。構造体の全てに木質の厚板を用いることで現場作業を省力化を図り、厚板木造プレファブ工法のプロトタイプと して計画された。 平屋の建物で、もみじ饅頭の手焼き体験が行えるエリアと上田宗箇流の茶室によるエリアが路地を介してつながる構成となっている。

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やはた幼稚園保育ルーム


RC 耐火建築 2 階建ての既存幼稚園園舎に幼稚園の教職員や地域の方々の子供たちを預かる企業主導型保育施設を併設するため、保育室と、プロジェクト教育や子育て相談など多目的に使用できる遊戯室兼子育て支援室を備えた耐火木造 2 階建の園舎を、一体として増築した。広い空間を出来るだけフレキシブルに設えるために耐震要素をできるだけ建物外周にまとめ、木造の在来工法に「RC櫛形耐震壁」を 組み合わせることで、外周部の開口を十分に確保した。

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甲佐町住まいの復興拠点施設


2016年4月に発生した熊本地震により仮設団地へ避難された方を対象とする災害公営住宅である。全30戸+集会所としてのみんなの家が付随する。各住戸を均一的に並べるのではなく、相互の視線の重なりと甲佐町に吹く偏西風のシミュレーションを行う配置計画 とし、さらに住民同士のコミュニケーションが盛んとなるような庭などを設けている。1棟2戸となる住棟は平面的にズレた形となっているが、北西と南から吹く偏西風を中心の 道から受け止めるウインドキャッチャーの役割を担う。

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みやむら動物病院


ビルディングランドスケープも開発に参加した準耐火性能をもった木質壁構造「木層ウォール」を採用した、都市木造の新しい可能性を示す建築プロジェクト。在来軸組とLVL厚板を組み合わせており、南側の主立面にはLVLの厚板構造が象徴的に並ぶ。屋内側は150mmのLVL積層面を現した「LVL打ち放し」仕上げ、屋外側はLVL構造体の外側に厚さ30mmの仕上げ用LVLを施している。

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営城子中心小学校


大連市甘井子区内における3つめの小学校のプロジェクトで、1200人の小学生が学ぶ標準的なプログラムの小学校。機能的、効率的な設計でありながら、生徒の教室以外での活動拠点となるオープンスペースをつくりだし、この地域の小学校建築のモデルとなり得るような普遍性、汎用性のある設計を目標とした。