Our Mission
僕たちが手がけることが出来る建物、プロダクト、イベントは社会から見ると小さな点にすぎませんが、それでもなお社会に対して広がりのある提案をしていきたいと考えています。
そのためにビルディングランドスケープでは個別の案件や条件に対応したデザインを提供するだけでなく、それらをつなぎ、さらに広く社会に還元できる「Research And Development 研究開発」(都市木造などの研究開発やデザイン)、「Urban Regeneration Projects まちづくり」(地域との継続的な関係の構築と議論の場のデザイン)、「Overseas Construction Projects 海外事業」という三つのアプローチを軸にしながらデザインを展開しています。
Research And Development
研究開発
LVLやCLTといった都市木造を実現するための素材や構法の研究開発に参画しているのをはじめとして、建築家として企業や大学と共同しながら新しい建築デザインを展開します。
これまで全国LVL協会のLVLを用いた構法の開発に参画してきた他に、近年注目されているCLTをもちいた建築の設計を行っており、都市木造の分野での先端的な知見を有しています。その他にも大学をクライアントとする共同研究、総合エレクトロニクスメーカーのためのデザイン研究、素材メーカーのための調査とプロトタイプ設計などを実施してきました。
既存の構法や製品を組み合わせるだけでなく、研究開発から参加することで、デザインの可能性を拡げたいと考えています。
Project Design
まちづくりとファシリテーション
CitySwitchと名付けた「参加型で、集まって、知識を交換してモノとコトを生み出す」都市デザインワークショップや、ファシリテーション技術を通して、建築デザインを開きます。
地域の調査を行い、課題を見つけ出すと同時に、その解決方法を議論する場のデザイン、そこで得られたアイデアを共有するためのイベントやインスタレーション、ビデオなどの製作を行ってきました。そのような経験を踏まえて、狭義のまちづくりだけでなく、企業内の情報や知識を共有するためのワークショップのデザイン、住宅メーカーの新モデル開発のための議論のファシリテーションなどを業務として行ってきました。
その場で本当にもとめられているものは何か、ともに探しながら提案できる集団でありたいと考えています。
Overseas Construction Projects
海外事業
海外での大学教育やワークショップへの参加をきっかけに、海外でのプロジェクトも積極的に取り組んできました。
現在は常駐はしていませんが、中国大連市では各種マスタープランや構想を作るだけでなく区民スタジアムやふたつの小学校などを実際に竣工させました。そこで得られた様々な知見を生かし、日本国内の大型施設の設計、そして海外での事業に活かしていきたいと考えています。